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イベントそのものが、参加者全員で創り上げたひとつの作品だと思っています。同じ目線で創ることができる『水の綴り2』【イベント主催者インタビュー vol.7】

イベントそのものが、参加者全員で創り上げたひとつの作品だと思っています。同じ目線で創ることができる『水の綴り2』【イベント主催者インタビュー vol.7】

こんにちは、とらのあなWEBオンリー運営スタッフです。
とらのあなWEBオンリーで支援させていただいたイベントから、
主催者様にインタビューをする企画の第七弾!🥳

鬼滅の刃の冨岡義勇×竈門炭治郎WEBオンリーイベント「水の綴り2」を主催された郡様に、イベント開催を経験して感じたこと、当日までの準備の裏話やイベント宣伝のコツ、これからイベント主催をしてみたい方に向けた熱いメッセージなどお話を伺いました

協力:郡様/イベント公式Twitter(@mizutsuzuri

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もくじ

「水の綴り2」について

冨岡義勇×竈門炭治郎WEBオンリーイベント「水の綴り2」
イベント告知サイト:http://hyosa.lomo.jp/mzt/

2021年7月に第1回に「水の綴り」を初開催。
2022年2月6日には2回目のイベントが開催されました。

WEBオンリーの主催をしようと思ったきっかけや経緯は?

過去に2回開催されたジャンルオンリー「遠くても会えるよ」がとても楽しくて、この熱量を推しカプのみの空間でも感じてみたい!と思ったのが一番です。
また私が本を作るのも読むのも大好きな人間なので、この先「WEBオンリー=展示やネップリメイン」という傾向で固定されてしまうのはもったいないと思い、思い切って「本の頒布が必須」という条件付きでイベントを立ち上げてみました。

イベント当日のお話

イベント当日の来場者数、サークル参加者数をそれぞれ教えてください

【第1回】サークル:80sp 総参加者数:1,524名
【第2回】サークル:121sp 総参加者数:1,837名

イベント当日の様子はどうでしたか?

開場から閉場まで絶えず賑わっていました!
ログイン数から見て参加者の半数以上が開場ダッシュをしており、出展作品への熱意が伺えます。
当日企画にも沢山の方にご参加頂けました。

当日行った企画や特典などについて教えてください

特典つき紙パンフレット発行(無料DL版あり)、事前アンケート、会場背景装飾、会場内追いかけっこ企画「仔きつね夜行」、アバター配布 など
WEB上のイベントではありますが何か手元に残るものが欲しかったので、1回目・2回目とも紙のパンフレットと参加記念品(しおり)を制作しました。


イベント概要、サークルリスト、事前アンケート結果などを掲載したパンフレット(クリックで拡大)


当日企画と参加記念品(クリックで拡大)


会場マップ装飾(クリックで拡大)

とらのあなWEBオンリーの参加型タイプの支援を使ってみていかがでしたか?

タグの活用により嗜好や傾向によって作品を検索できるのは便利だと思いました。
ポータルページは頒布物リンクとして十分使えるので、もう少しカスタム性があれば嬉しいです。

当日までの準備のお話

スタッフは何人くらいで運用していましたか?

基本一人です。
第三者目線は常に意識し、信頼できる友人に都度アドバイスを求めたり、パンフレットや企画の告知では尊敬する作家様方にイラスト制作のご協力を頂きました。

企画から開催当日までのスケジュールを簡単に教えてください

準備期間はいずれも半年くらいです。
申込数が決まってからマップとパンフレットの制作に取り掛かるので、サークル参加締切後が一番忙しいです。告知サイトにQ&Aを置いているため個別の問い合わせ対応にはほぼ時間を使っていません。


スケジュール(クリックで拡大)

当日までの準備で楽しかったこと、印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください

参加表明やサンプルを拝見する度、主催は一人ですが「このイベントは皆で創ってるんだ!」と実感できて嬉しかったです。

様々な企画はどのようにして生まれましたか?

イベント当日のみでなく開催前後も含めて楽しめるものを!と考え、パンフレットや記念品プレゼントを用意しました。
また当日も22時間にわたる長時間開催がマンネリしないよう「いつログインしても楽しい!」という状況を作れるよう努めました。
例えば開場時間の0時から午前くらいまでは買い物、その後は交流をするとして、夕方頃に「やることないな」となるだろうからそこで会場内企画をやろう!その後はがらっとマップを変えて、夜にまたログインしてもらおう!といった具合です。
いずれもサークル参加者様の執筆時間を奪わないことを第一に検討しています。

サークルの皆様にイベント宣伝や参加方法の説明をする上で心がけていたことはありますか?

説明は「ピンポイント」かつ「具体的」に「完結させる」ことを心がけました。
例えば「頒布用のリンク集を準備しましょう」と言うだけではなく、使えるサービスと特徴、何ができるのかを複数の選択肢と共に紹介した上で登録ページまで案内する
また予想できる質問や疑問は予め告知サイトにQ&Aの形で用意しておく…等です。
これは個別の問い合わせ対応に割く双方のリソースを可能な限り減らすためでもあります。

全く新しいサービスに飛び込むのは実際とても億劫なものなので、アバターやノウハウ、過去開催レポート等「参加してみようかな」と思えるトリガーを多方向から用意することが大切だと考えました
最初の一歩を踏み出すお手伝いさえできれば、あとは皆さんきっと思い思いに遊び尽くしてくださるはずだと思いました。


告知サイト内に設けたFAQページやTIPSページ(抜粋)(クリックで拡大)

イベント主催をするにあたって、どのような経験が役に立っていたなと感じますか?

ゲーム制作が趣味なので、pictSQUARE用のマップやアバター制作環境が全て整っていたのは作業面でやりやすかったです。
またWEBオンリーは「機会」であると同時に「体験」でもあるので、どれだけ参加者様の心を動かせるか…を考える時、ずっと続けてきた「漫画を描く」という経験が役に立ってくれたように思います。
あとは(身も蓋もない答えですが)会社で叩き込まれた社会人スキルでしょうか…。

イベントを振り返ってみて

イベントを主催して良かった点、大変だった点など、イベントを振り返ってみて思うことはなんですか?

イベントをきっかけに生まれた作品がたくさんあることです!
特に「このイベントに出たくて初めての本を出しました」といったお言葉を頂いた時は、大袈裟かも知れませんが誰かの一生に一度の思い出づくりのお手伝いができた気がしてとても幸せな気持ちになりました

大変だった点は単純に一人運営による時間のなさと、紙パンフレット+特典のセット組みです。夜な夜な梱包していたのですが永遠に終わらないんじゃないかと思いました…笑

サークル参加者、一般参加者からもらった感想で特に印象的な言葉、嬉しかった言葉はありますか?

「楽しかった!」の一言がやっぱり嬉しいです。
WEBオンリー自体が好みに合わず楽しめないという方も勿論いると思います。しかし本来楽しめたはずの方が機会を持たないまま終わってしまうのはもったいないので、今回を機に知ってもらえたのならイベントを開いてよかったと思えます

企画の中でも、特に「義炭を語ろう!アンケート」が印象的でした。そこでぜひ、主催者様の思う義炭の魅力ついてここで教えてください!

運命感です!
この先は個人の解釈ですが、出逢わなければ物語そのものが始まらなかったという点で作品の根幹に居る二人ですし、固く閉ざしていた心をたった一言で解かしたり、命を懸けて守り抜いた直後に相手の尊厳を守るため自らの手で殺めることを選んだりと、優しさと切なさに満ちた互いの深い愛情が本当に胸を打って大好きです。
偶然の出逢いが後に世界を変える関係…というのはいつの世もロマンチックですよね。

「水の綴り」は過去2回開催されていますが、オンラインイベントを継続して開催する原動力、秘訣はなんですか?

無理をしないことだと思います。
最低限の責任を果たすことは勿論必要ですが、できない・やりたくないことはしない、失敗しても自分を責めすぎない、他と比べない、エゴサはしない…等、自分のやり方で自分の心を健康に保つことが楽しくやりきる秘訣だと思います
そうして自分自身が思い切り楽しめば、またやりたい!次はこんなことをしたい!と前向きなエネルギーが湧いてきます!

最後に、イベント主催をする心構えとメッセージ

自分もWEBオンリーの主催をしてみたいという方に向けた心構え、アドバイスなどを教えてください

WEBオンリーも大分浸透し、ノウハウも蓄積されてきたように思います。
主催という役割に自ら手を挙げるのであれば、それらをきちんと調べ、考え、誠実に臨むことは大切です。
とはいえ過剰な自己犠牲は必要ないと思います。時間と心にゆとりを持ち、責任と自分が楽しむことのバランスをうまく取りながら頑張ってください。
好きなもののために頑張る毎日は楽しいです。応援しています!

郡さんにとって、サークル主催のオンリーイベントの魅力とは?

「同じ目線で創ることができる」点だと思います。
イベントそのものが、参加者全員で創り上げたひとつの作品だと思っています。

とらのあなWEBオンリーを活用すればもっとイベントを楽しめます!

🔻イベント支援について🔻
とらのあなでは様々なWEBオンリー支援の一環として、「イベント専用告知ページ」の作成、委託作品にご登録いただく「専用作品キーワード」の作成、イベント参加作品を集めた「通販特集ページ」の作成など、様々な支援を実施しています。支援を受けるための費用は一切掛かりません。

▶主催者ガイド

とらのあなWEBオンリーにお申し込みいただくことで、専用のイベントページを作成します。作成できるイベントページは「サークル参加型」あるいは「告知のみ」の2種類があり、どちらかを選ぶことができます。

 

🔻サークル参加型のイベントページでできること🔻
「サークル参加型」のイベントページでは、イベント主催者様だけでなく、サークル参加者様の皆さまにも使っていただける新機能などを実装しています。ぜひご利用ください!詳しくは以下のページをご参考ください。

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